みんなが思う「普通」って意外と「普通じゃない」よねってお話

幸せのコツ

こんにちは、精神科ナースまさです。

みなさんは「普通の人」と聞いてどんな人をイメージしますか?

特に合コンや婚活をイメージしてもらうとどうでしょうか?

女性の思う「普通の男性」って
「だいたい平均年収ぐらい稼いでいて~」
「顔も可もなく不可もなくで、清潔感があって~」
「おもしろいってわけじゃないけど、ちょーつまらないってこともなくて~」
みたいな感じですかね?

反対に男性が思う「普通の女性」なら
自立して生活できていて~」
「お化粧も濃すぎずナチュラルな感じで~」
「意見は言えるけど、自己主張が激しくなくて~」
とかでしょうか?

でもでも、文字に起こしてみると実際にそんな人いなくないですか??笑

今回は「普通は意外と普通じゃない」ということについてお話して、みなさんのご意見をもらえれば幸いです!

「普通」=「平均」?

普通」をもう少し具体的に考えてみると「平均」という言葉がでてくるのではないでしょうか?

平均点、平均年収、平均身長、平均的な顔(?)などなど

しかーし!
実は「平均」にも落とし穴があるってご存知でした?

例えば「平均年収」が分かりやすい例なので紹介させていただくと、令和2年国税庁調査によると男性の平均年収は540万円となっており、女性の平均年収は296万円となっております。
参考URL:https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2020/minkan/pdf/2019chosakekka.pdf

一方で「中央値」で見てみると男性は425万円女性は315万円となっております。
ちなみに「中央値」というのは低い値から高い値までを順番に並べて、ちょうど真ん中にあたる数字のことを指します。
平均」だと低すぎる値や高すぎる値に影響されやすいので、特に年収などの「上下が激しい数字」に対しては「中央値」で見た方がちょうど真ん中が分かりやすくなっています。

少し話が逸れましたが、こうやって「平均」と「中央値」を比較してみると思った以上に大きな差がありますよね。
特に男性に関しては「平均年収」と「中央値の年収」に対して100万円以上の差があることに驚くと思います。
ここでもし女性側がこの事実を知らずに、男性に求める年収を500万円程度で考えていた場合、この時点で6,7割の男性は対象外となります。
これのどこが「普通」と言えるのでしょうか。

さらにここから「清潔感がある」などの条件を掛け算していくと到底普通とは言えない少数派のハイスペックさんになります(笑)

このように、「平均」という言葉が一概に「普通」とは言えないことが往々にしてあるんですね!

「普通」を求めるのはもはや「幻想」に近いかも?

以上のことから、「実は普通や平均って幻想に近いんじゃない?」って私は思っています。今回は主にパートナー選びの条件の話でしたが、これはわりと広い場面で近いことが言えると思っています。

例えば「自分はコミュニケーションが下手で友達がいない」と感じている人は、無意識に「普通は何人か友達がいるものだ」と思っていることになりますし、
仕事が続かなくて困っている」と感じている人は「普通は仕事は何年も続けられるものだ」と思っていることになります。
しかし、ネット上や周りを見てみても似たようなことで悩んでいる人が大勢いることが分かりますよね?
このように「普通」を基準として考えると、特に生き方が多様化している現代において、生きづらさを感じてしまうのは仕方のないことなのかもしれません。

「あなた」はどうなの?

こうやって考えていると「普通」がゲシュタルト崩壊しそうですよね(笑)
ここで私がみなさんに聞きたいのは「『あなた』はどうしたいのか?」ということです。

「平均年収ぐらいはあったほうがいいよね」→「『あなた』の生活ではどのくらい収入が必要なのか」
「~歳ぐらいまでに結婚したほうがいいよね」→「『あなた』はいつ結婚したいのか」

このように「普通」や「平均」に惑わされずに、ぜひ「自分」と向き合って「自分自身」を活かしてあげてほしいなと思います!

まとめ

「普通」なんてものはないから、そんなものに振り回されないように「自分の軸」で選択したほうが素敵ですよね!

ぜひ、今一度ご自身と向き合ってより良い人生にしていってもらえればいいなぁと思います!

ご相談とかも受け付けてますのでお気軽にどうぞ!

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