こんにちは、精神科ナースまさです。
私たちの人生において、「変えられないものが多すぎる!」と思いませんか?
・遺伝子
・外見
・能力
・性格
・生まれた環境
などなど
ただでさえ多くの大切な要素が遺伝子で決まってしまうことが分かっているのに
後天的に決まることでさえも、幼いころの環境や行動でほとんど決まってしまいます・・・。
つまり、社会人になって働き始めた時点で、ほとんどのことは変えられないのが残酷な事実なんです。
「人間はみんな違って、極めて不平等」
私が先日に読んだ本に書いてあって、とても共感しました。
しかし、その本ではただそれだけで終わったのではなく、私たちが変えられる3つのこともお話しされていましたので、ご紹介したいと思います!
その本では「3つの変数」と書かれていましたので、この記事でも「変えられること」=「変数」とします。
この記事はこんな人にオススメ!
・自分を変えたいけど、なにをしたらいいか分からない人
・「変えられること」と「変えられないこと」がごちゃごちゃになっている人
・結局、自分は変えられないんだ・・・と落ち込んでいる人
人間はみんな違うからこそ、「ユニークさ」が生まれる
まず、「みんな違って、極めて不平等」であることは、実はチャンスであることを知る必要があります。
多くの人は

自分は平凡の中の平凡
平凡・オブ・平凡なんだぁぁ!
と思っているかもしれません。(かもしれません、ですよ?笑)
しかし、どう頑張ってもある程度生きていたら必然的に「オリジナリティ」が生まれてしまうのです。
「仕事は?」
「趣味は?」
「得意なことやできることは?」
「自分が無意識にしてしまっていることは?」
「嫌いなことは?」
「いま、何に不満がある?」
おそらく、これらが全く一致する人を探すのは、ほぼ不可能でしょう。
これらは、みんな違って、「極めて不平等『だからこそ』」生まれた「オリジナリティ」「ユニークさ」です。
変数1.自分の特徴の理解

いやいや、こんな違いがあったところで、だからなんやねん!
って思われるかもしれません。
しかし、実際に先ほどの質問にどれだけ答えられたでしょう?
おそらく、全部答えられた人は少ないと思います。
すぐに答えられない場合は、聞かれて初めて分かったということなので
自分の特徴を理解する第一歩を踏み出した、ということです。
さらに、これらの「共通点」や「理由」を考えることで「自分の特徴」を知ることにつながります。
確かに、これらのユニークさがある「だけ」では、なにも変わりません。
しかし、「知ること」は今からでもできます。
それが[変数1.自分の特徴の理解]です。
変数2.自分の特徴を磨く努力
特徴の理解をしたら、次にできることは「自分の特徴を磨くための努力」です。
おそらく多くの人が「自分の特徴なんて見えても、もっとすごい人がいるから・・・」と前向きに捉えることが難しいです。
確かに、どれだけ特徴を磨いても必ず上には上がいます。
だからこそです!
どう頑張っても上には上がいるのだからこそ、自分の特徴を知ってそれを伸ばすようにしていかないと強みになりません。
「弱みが強みに変わることはありえない」
これはこの記事で紹介している本でも言われています。
変数3.環境の選択
人間はとても環境に左右される生き物です。
良く言えば「適応力」があるのです。
今の時代であれば
文化や言語が違う環境に行っても、事件や事故に巻き込まれる以外で死ぬことは
ほとんどないでしょう。
そして、ほとんどの場合は自然と環境に馴染んでいくのです。
(もちろん、それまでに努力はしますが)
環境を変えたのに、自分が変わらないことはむしろ難しいです。
この環境を選ぶ際に、変数1と変数2を踏まえて考えると、さらに自分の特徴がさらに加速していきます。
こうやって、自分の強みを自分の意思に頼らず伸ばしていくことが可能になるのです。
ここまで聞くと「もう変えるの環境だけで良くね??」となるかもしれません。
しかし、自分の特徴を理解せず・努力もせず環境だけを変えても、環境についていけない可能性があります。
たまたま選んだ環境がそんなに嫌いじゃなくて、努力もできるならいいのですが
せっかく勇気をだして環境を変えるのであれば、自分の特徴がのばせそうな環境を選んだ方が負担が少なく、効率的にあなたの強みを引き出せるでしょう。
まとめ
変数1.自分の特徴の理解
変数2.自分の特徴を伸ばす努力
変数3.環境の選択
私たちが変えられることはハッキリ言って多くありません。
しかし、少ない変数を変えるだけでも、案外人生は好転するかもしれませんね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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