こんにちは、精神科ナースまさです。
突然ですが、みなさんはストレスに強いですか?
ちなみに私は激よわです。笑
だからこそ、ストレスに弱い人の気持ちは痛いほど分かります。
そんな私から今回は
著:加藤諦三「心と体をすり減らさないためのストレス・マネジメント」
からストレスマネジメントに関する本を紹介していきたいと思います。
このお話は2部に分けてご紹介させていただきます。
前半となる今回は「ストレスに強い人と弱い人の違い」について紹介します。
この記事はこんな人にオススメ!
・みんなストレス社会で生きているのに、自分だけ弱く感じる ・ストレスを感じて耐えられないと思っているけど、これってただの逃げかもしれないと思っている ・ストレスに強い人と弱い人の違いについて知りたい
ストレスに耐える力って?
世界に出回っている論文にはストレスに対抗する因子について書かれてるものも多いです。
それらによると、ストレスに対抗する因子は本当に多く存在していることが分かります。
そのなかでも
1.健康的生活
2.性格の特徴
3.社会的接触
について本書では触れています。
健康的生活
これは分かりやすいですよね!
いわゆる「生活習慣」のことです。
具体的にはタバコやお酒、運動習慣の有無など、身体の健康に捉えられがちな生活習慣ですが、これらがストレスへの耐性を左右することも分かっております。
性格の特徴
あなたは常に誰かと競っていませんか?
年収やSNSのイイねの数、パートナーの有無など、これらを他人と比べることで簡単に自分が不幸に感じることが出来ます。
また、何事も「完璧でなければならない」と思っていませんか?
このような思い込みや性格が、あなたのストレス耐性を弱くすることにつながっているのです。
社会的接触
あなたには親しい友人はいますか?
家族や恋人は?
たしかにこれらがいることで、ストレスの緩和になるのは分かりやすいですよね。
しかし、アメリカの研究では教会に通っている人のほうがストレスが少ないことも分かっております。
日本はアメリカと違って教会に通う習慣がない人が多いです。
しかし、教会でなくても同じ目標をもったグループやサークルなど、教会に代わるものは日本にもたくさんあります。
そして、仕事自体も実はストレス耐性を上げる効果があります。
もちろん仕事でストレスを受ける人が多いのですが、意外にも社会的接触は少ない方がストレス耐性は低くなりやすいのですね!
人によって「何でストレスを感じるのか」が違う
これは当たり前のようで、あまり意識していない人が多いのではないでしょうか?
例えば、環境の変化には強いけど、他人の目がとても気になる人や
一人でいることの孤独感は大丈夫だけど、他人とのコミュニケ―ションが苦手など
同じ状況になったとしても、同じストレスようにストレスに感じるかはまた別なのです。
自分がどんな時にストレスを感じやすいのか、ぜひ振り返ってみてください!
能動的な人はストレスに強い
ニューヨークの心理学者は「能動的な人」がストレスに強く、乗り越えられたあとに自信につなげられると言っています。
そして、その能動的な人の条件というのは3つあり、それぞれの頭文字から「3つのC」と言われています。
1.Commitment:参加・・・自ら参加できるか
2.Control:管理・・・自分で管理できているか
3.Challenge:挑戦・・・新しい挑戦ができるか
これらの条件が「能動的な人」であり、ストレスに強いと言われています。
反対に「受動的な人」はやはりストレス耐性を上げるのが難しいという残酷な事実ですよね。。。
まとめ
本書では、さらにこの「3つのC」についても詳しく解説しているので、次回にご紹介させていただきますね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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