「先延ばし」の原因は?対策ってできるの?

習慣化のコツ

こんにちは。精神科ナースまさです。

みなさんは、ついつい先延ばしにしちゃうクセありませんか?
提出期限ぎりぎりまで課題を寝かせたりとか、やならきゃいけない仕事を先延ばしにしたり・・・。
個人的に、仕事なら期限を守れば別にギリギリでもいいとは思っているんですが、仕事以外の「やらなくてもいいけど、やった方が人生豊かになるよなぁ」ということに対して先延ばしにしているのはもったいないと思っています。
しかし、私自身もそうなのですが「やらなくてもいいこと」だからこそ先延ばしにしちゃうジレンマがありますよね(笑)

ということで今回は「先延ばしの原因と対策」について紹介して、より良い人生への大敵である「先延ばし」を解説していきたいと思います!

この記事はこんな人にオススメ!

・ついつい先延ばしにしてしまう自分が嫌い
・先延ばしにしてしまう原因を知りたい
・先延ばしを辞める方法を知りたい

では、いってみましょう!

「先延ばし」の原因は2つ

私が勤めている病院では「依存症」の患者さんもいらっしゃいます。
依存症は「辞めることを先延ばしにしている人」の究極形態みたいなものです。
今回は禁煙を専門として、様々な依存症の治療に携わりなかなか行動に踏み出せずにいる人を日々お相手にしている医師、磯村 毅先生のお話から紹介させていただきます。

磯村先生によると、ついつい先延ばしにしている原因は

①活力不足(エネルギーレベルの不足)

②多すぎる心の負担

とのことです。

活力の不足(エネルギーレベル不足)

まずは「活力の不足」です。
先生はこれを「エネルギーレベル不足」と言っており、ある「やるべきこと」「やったほうが良いこと」に取り組むためのエネルギーが足りてない状態です。
このエネルギーが足りてないのは、身体的・精神的の両方を指しており、これにより負担度があまりない物事に対しても取り掛かれない状態になってしまいます。
そのため、この「エネルギーレベル不足」から解消していくことが第一課題になりますね!

「 未完のタスク」は心の負担になる!

次に未完のタスクが私たちに与える影響です。
実は先延ばしにしていることは、見えないうちに「心の負担」になってるんだそうです。

先延ばしにしている自分に対して負の感情を持ったり、根本の解決をしていないことで未来に嫌なことが待っていると無意識に感じたりしてるんですね。

これが心の負担となり、活力を奪っていきます。

そして恐ろしいことに
未完のタスクが増える→心の負担が増える→エネルギーレベル不足になる→未完のタスクが増える・・・・

というように悪循環になってしまうのです。

ではどのようにこの悪循環を抜け出せばいいのでしょうか?

対処方法

磯村先生はこれに対して以下のように説明しています。

エネルギーレベルを上げる方法

セルフケア・・・睡眠運動で体の活力を取り戻す

自分磨き・・・新しい情報や出会い、工夫で自分をレベルアップさせる。
(これはエネルギーを回復させるというより、そもそものエネルギー容量を増やすという意味合いですね)

人との擦れ違いを減らす・・・きちんと言葉にして余計な人間関係の摩擦を減らす。

完了させる日を設ける・・・未完のタスクを完了させる日を設ける。

心の負担を減らす方法

完璧主義をやめる・・・満点でなくても自分にOKをだす

優先順位を決める・・・優先度の低いものはとりあえずカット

助けを求める・・・一人で抱え込まない

小さなゴールを作る・・・目標だけではなく、そこに至るまでのステップを小分けにする

認知を変える・・・「こうでなければならない」という思い込みを変える

まとめ

先延ばしにすると余計にエネルギーが奪われて、タスクを完了させるエネルギーが不足するので余計に先延ばしにしてしまいやすくなるんですね。恐ろしい・・・。
対処方法については、磯村先生が書かれていたことを簡単に要約しただけで、正直物足りないかもしれませんが、また今度機会があればより詳しくお話した記事を書きたいと思います。
見てみたい方はぜひコメントください!

ぜひみなさんも「先延ばし」の理解を深めて、「先延ばしにしない人生」を送ってください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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