こんにちは、精神科ナースまさです。
みなさんのなかで「始めたいと思っているけど、始められていないこと」ってありませんか?
英会話やジム、ギターやピアノなどの楽器、瞑想やヨガ、動画配信などなど・・・。
IT技術の発展で、一般の人でも手軽に始められることも増えている一方で、やっぱり始めるまでの面倒さや億劫さはあると思います。
色々な理由をつけて「始めないこと」を選択していることも多いのではないでしょうか?
(コロナの影響で始められないということもあると思いますが・・・)
今回は
①なぜ始められないのか
②どうすれば始められるのか
を具体的に解説していきたいと思います!
これを読んで、一人でも多くの人がやってみたいことを始められるといいなぁと思います!
なぜ始められないのか
まず、みなさんにお伝えしたいのは「人間は誰でも変化を恐れる」ということです。
もちろん遺伝子や文化、生育環境によってその感じ方に違いはありますが、やっぱり誰でも変化は怖いんです。
ですが「変化を恐れていること」を自覚し、それが普遍的な感覚であることを理解できれば、過剰に怖がることはなくなります。
また、たくさん選択肢があることで決められず「選択しないこと」を選んでしまうケースもあります。
これは「選択回避の法則」というものがあり、選ぶことにもエネルギーを使うので、そもそも選ばないことを選択してしまう。その結果、なにも始められないということなんですね。
このように「人は変化を嫌っており、選ぶことにエネルギーを使う」ことが始められない要因となることが多いです。そして「実はそんなにやりたいわけじゃなかったのかも」「まだ始めるには早い」「自分にはできない」など、いろいろな理由をつけてやらないということが多くみられます。
どうすれば始められるようになるのか
スタートが一番エネルギーを使うので、まず始めることが大切なのです。
では、どうすれば始められるようになるかですよね?
それは「ハードルを極限まで下げる」です。
例えば
オンライン英会話やってみようかな。→サイトを探すところからはじめてみる。
楽器してみようかな。→You tubeで演奏を聴いてみる。
など、「え、そんなん誰でもできるよ」というぐらいまでハードルを下げましょう。
脳には「側坐核」というやる気を調節する部位があります。この部位が活発になっていると、モチベーションが上がっており、なにかを始めたり続けたりすることができるのです。
しかし残念なことに、何もしていない状態ではこの部位を活発になりません。
なにかを始めて、やっと興奮してくる部位なのです。
むしろ、始めてさえしまえば途中で辞める方が面倒に感じます。
ですので、やる気でないなぁと思っていても脳科学では当たり前なので、まずは極限までハードルを下げて取り組むことで、側坐核というやる気スイッチを押しましょう!
ということなのです。
まとめ
人間は変化を恐れるので、新しいことをするのは面倒なのは防衛本能なのです。
なので、賢い私たちはそれも理解し受け入れた上で、スタートできるように始めのハードルを極限まで下げましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメントや感想等お待ちしております!
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