さぁ、ワクワクする人生へ~「好きなこと」を探すより「嫌いなこと」を減らす?~

Uncategorized

こんにちは、精神科ナースまさです。

Youtubeの広告にある「好きなことで生きていく」という言葉。
非常にインパクトがあるし、憧れますよね!

しかし、いざ「あなたの好きなことを教えてください」と聞かれて、濁さずに即答できますか?

私の身の回りの人で聞いてみたところ
「んー、寝ることかな」「・・・ゲーム・・・?」「強いて言うなら旅行かなぁ」
などなど、わりとぼんやりしていたりする人が多いです。

かくいう私も、好きなことを聞かれてもあんまり「これっ!」っていうものがありません。

一方で、「嫌いなこと」に対しては結構みなさん即答できませんか?
「仕事!」「学校」「家事」「人間関係」
などなど。

これは実は当たり前のことで、人間は「好きなこと」より「嫌いなこと」のほうが明確に分かるようになっているんです。

そこで今回は「ワクワクする人生をつくるためには、嫌いなことを減らすことから考える」というお話をシェアしていきたいと思います!

この記事はこんな人にオススメ!

・好きなことがわからないけど、人生に満足していない
・好きなことがなくて困っている
・わくわくする人生にしたい

なぜ、「好きなこと」ではなく「嫌いなこと」を知るのか

まず、「嫌いなことを知る必要がある理由」から説明します。

もちろん、好きなことが明確になっているのであれば、それはそれでいいんです。
しかし、好きなことっていうのは簡単に変わってしまうことがあります。
例えば、絵を描くのが好きで漫画家になったけど、締め切りに追われているうちに絵を描くのが嫌いになってしまったケース。
人と接するのが好きで接客業を選んだけど、クレーム対応などもしていると人と話すのが嫌になってしまったケースなど、「~が好き」だけでは上手くいかないこともあり、自分の理想と現実のギャップが生まれやすくなってしまうことが多いです。

一方で、嫌いなことの場合は、本能的に「不快」を感じるため、嫌いなことを好きになるまでには、かなりの労力が必要になる上に、それが好きになれるかはけっこう微妙なところなのです。
つまり、「好きなこと」は変わりやすいけど「嫌いなこと」は変わりにくいんですね。

そのため、「嫌いなこと」を明確にして、それを減らすように努力することで「不快」の少ない生活を実現できるということです。

2019年に放送されていたドラマ「俺の話は長い」で、このようなやり取りがありました。

Aさん「ある人に言われたの。『やりたいことが見つからなくて何もしないのは良くないから、嫌じゃないことから始めてみたら?』って」
Bさん「嫌じゃないことか。ああ、そんな風に考えたことなかったな」
Aさん「でしょ。私も最初聞いたときは、目から鱗でさ。好きなことを仕事にしたいっていう気持ちにこだわることは全然悪いことじゃないんだけど、動かないとやりたいことに新たに出会う機会が減るから、余計悪循環なんだよね。ごめん、説教臭かった?」

これはまさにその通りだなぁと思います。

俺の話は長い[DVD BOX]

嫌いなことを減らす方法

嫌いなことを言語化する

「なにが嫌いか?」を具体的に言葉にしましょう。
例えば、「仕事がイヤ」なのであれば「今の仕事のどんなところがイヤなのか」を言葉にすると、意外と解決方法があったりします。
言葉にできることで、ネットで検索できたり、本を読むときの基準になったり、誰かに相談できたりするからです。

嫌いなことを減らせないか考える

言葉にできたなら、次はその「嫌なこと」をなくしたり、減らしたりできないかを考えます。
もちろん、ベストはなくすことですが、実際には難しいことも多いと思いますので、減らすことも考えましょう。
ここで多くの人は「いや、それができたら今までも悩んでいない」と思うかと思います。

しかし、日常生活において私たちが個人レベルでも改善できることはかなり多いです。
「嫌なこと」をなんとなく諦めて、そのまま放置している場合があるのではないでしょうか?

私の場合は、「日勤の朝9時~17時まで働き、その日の深夜1時~朝9時まで働く夜勤」という勤務の組み合わせがとっても嫌で憂鬱な気分でした。
しかし、周りの人も同じようにその勤務をこなしていたので、「自分だけ変えてもらうなんてできない」と思ってずーっとやってきました。
身体的にも精神的にもきつくなってきて、仕事をやめようかと悩んでいたところ
「どうせ辞めるんなら、せめて今の勤務の融通をもう少し効かせられないか?」と思うようになったので
上司とも相談して「日勤は半日で上がって、その深夜からまた働く。もう半日は別の日に差し替えられないか。」「休みの日の深夜1時から仕事できないか」
など相談しましたところ、かなり楽になりました。

場所・時間・付き合う人を変える

時間とムダの科学」という本では

人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。かつて決意して何か変わっただろうか。行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。

大前 研一(経営コンサルタント)|時間とムダの科学

という文があるように、人間は非常に意思が弱く、なかなか自分の意志だけで変わるのは困難です。

そのため、自分を変えるためには「場所・時間・付き合う人」を変えてみましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今の時代は簡単に情報が手に入る便利な時代である反面、好きなことがわからなくなり、情報過多になって動けなくなることも多いと思います。
そんな現代だからこそ、嫌いなことを減らして生活することが必要になってくるのではないかと思います。

みなさんのより良い人生の手助けになれたらうれしいです!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

その他の参考

仕事は楽しいかね?

コメント

タイトルとURLをコピーしました