夢は持たなくていいけど、目標は持った方がいい心理学的な理由

習慣化のコツ

こんにちは、精神科ナースまさです。
みなさんが小さいころから聞かれることの多い質問に
あなたの夢はなんですか?」という質問がありますよね?

それがだんだんと現実をみたり、年齢を重ねていくにつれて夢を忘れちゃってる人も多いのではないでしょうか?

それで、夢を語っている人を見ては
「いいなぁ若くて。」「能力があるやつはいいね。」「向上心が高くて羨ましい。」
と嫉妬したり、嫌みを言ってみたりしてませんか?
(もしかしたら、言われる立場かもしてませんが・・・)

心理学的にみると、「夢」は必要ないのですが「目標」はあったほうが人生が充実することが分かっています!

今回はその理由と「正しい目標の持ち方」についてお話していきます。

この記事はこんな人にオススメ!

・「目標なん持っても意味がない」と思っている。
・目標を持つ人=意識高い系だと思っている。
・目標の立て方が分からない。

なぜ「目標を持つこと」が人生を充実させるのか?

人間の心理の中に「確証バイアス」というものがあります。
これは
自分の考えや信念を支持するものの情報ばかり目に入りやすくなって、反対の意見や情報は入りにくくなる
という心理です。
つまり、無意識に情報を取捨選択してしまっているんですね。

これ自体は「自分の視野を狭めてしまう可能性が高くなるので、気をつけましょうね」って話なんですが
これは裏を返すと
「自分が張っているアンテナに関しては情報が集まりやすくなる」ってことなんです!

え、なにを当たり前のことを!って?
まぁまぁ、もう少し話を聞いてください(笑)

ここで、冒頭で話したように「夢はいらないけど、目標はあった方が人生が充実する」という話に繋がります。

夢=「具体性のない結果」や「なりたい職業」
に対して
目標=「具体的な実践から得られるであろう結果
になります。

つまり、目標のほうが具体性があって、現実的なんですよ。

そして、この目標を正しく立てると、それに伴ってその目標に対してのアンテナが伸びて
情報をキャッチし興味を持つことができるようになります。
さら興味をもって実践すると、フロー体験いわゆる「ゾーン状態」に入りやすくなり、生活の充実度がマシマシになるというのです。

しかし、そのためには「正しい目標の立て方」が必要になります。

正しい目標の立て方

目標の立て方は確かにその人のキャラクターがあるので一概に正解はありません。
しかし、それでも万人に共通する意識するべきことがありますので、それをご紹介します。

1,なるべく数字などの客観的データを目標にする!
2,最初は「これなら達成できそうかな~」ぐらいの目標にする!
3,「大目標」と「小目標」をつける!

1,なるべく数字などの客観的データを目標にする!

数字を目標にすることで、達成したかどうかが一目瞭然で分かるようになります。
主観的な思いだけに頼らないことで、達成感を感じやすく自信につながりやすいです。

2,最初は「これなら達成できそうかな~」ぐらいの目標にする!

特に最初によくありがちなのが「高すぎる目標設定」です。
人間の心理として
「高すぎる目標設定をしておけば、達成できなくても『仕方ない』と思える」
という心理があり、この無意識に囚われていると達成できないことが当たり前になってしまい
学習性無力感を味わい続けることになります。
最初はとくにハードルを低くすることをオススメします!

3,「大目標」と「小目標」をつける!

大目標は1年や半年などのある程度の「長期の目標」で
小目標は1日や1週間などの「短期目標」になります。
「長期目標」から考えて、それを達成するために必要な実践を「短期目標」にしましょう!

例えばダイエットの場合
「健康的に半年で10kg落とす」ことを大目標として
「1か月で2~3kg落す」
「1週間でジムに〇回行って、ランニングマシーンで〇分、腹筋〇回」
などの小目標を設定すると、自分の弱い意志でも動きやすくなります。

まとめ

目標は持つことで充実感が上がることが科学的に分かっています!
ぜひ正しい目標をもって充実した生活を送りませんか?

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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