人間関係・ビジネスにおいて、あなたの強力な武器になる「返報性の法則」とは?

身近な心理学

こんにちは、精神科ナースまさです。

こんな経験ありませんか?
・職場で同僚からお菓子をもらったからなにか返さなきゃと感じた。
・そんなに欲しいと思っていなかったけど、サービスされたからなんとなく買っちゃった。
などなど

これらの行動や決断の裏には「返報性の法則」が働いてます。

今回は行動心理学のなかでも非常に有名な「返報性の法則」についての実例と注意点を解説していきます。

これを知ることで、相手が不快感なくお願いを聞いてくれやすくなったり、好感を持ってもらえるなど人間関係においてもビジネスにおいても有利に運ぶことができるようになります。

この記事はこんな人におすすめ!

・人間関係で悩んでいる
・好きな人に振り向いてほしい
・ビジネスで物を売る際の心理的テクニックを知りたい

「返報性の法則」とその実例

そもそも「返報性の法則」について非常に簡単に説明すると
『受けた恩は返さなきゃ』と無意識に感じる義務感」です。

その例をいくつかご紹介します。

・欲しくもない人からバレンタインチョコをもらった
→一応好きじゃないけど、返した方がいいよね。と感じる

・スーパーなどで実食・実飲販売されていた
→すっごいおいしかったわけじゃないけど、普通においしかったし、これを買おうかな。
おいしかった<無意識の義務感

などなど・・・。

これらはほんの些細なことに見えますが、だからこそ汎用性が高く使いやすいのです。

実践のアイディア

これらのことからいくつか実際に使えるアイディアを用意しますので、ぜひ使ってみてください。

・気になる人に、なにか理由を付けてお菓子や小さなプレゼントをあげる

・有料アプリやコンテンツは無料期間を設ける

購入前の段階でなにかを無料でプレゼントする

などなど

注意点

使い道がおおい返報性の法則ですが、いくつか注意点があります。
それは
①「警戒されていたら効果が薄い」
②「知らないうちに相手の負担になる」
ということです。

①は警戒されている状態では何かをしてあげたとしても「裏があるに違いない」と思われて、効果が薄く、場合によってはより不信感を持たれやすくなります。
高額商材や宗教の勧誘の際に事前になにかプレゼントされても、なんだか警戒強めちゃいますよね(笑)
そんなかんじです。

②は返報性の法則が効いているからこそ、無意識のうちに義務感を与えてしまい、「お返ししなきゃ」と相手の心理的負担になる場合があるので注意が必要です。

まとめ

いかがでしたか?

シンプルですが、非常に強力な「返報性の法則」。
なんだ、そんなことかぁ
と侮っていると、損しているかもしれませんよ?

ぜひ活用してみてください!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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