精神科病棟看護師の仕事ってどんなことするの?ぶっちゃけラク?

精神科

こんにちは、精神科ナースまさです。

普段はウェルビーイングについて紹介しているのですが、精神科の看護師業務についての問い合わせがいくつかありましたので、今回は私がしている「精神科看護師」の仕事について紹介していきたいと思います!

この記事はこんな人にオススメ!

・精神科看護師の仕事内容が知りたい!
・ぶっちゃけ、きつい?ラク?
・精神科看護師してみたいけど、勇気が出ない!

勤務先について

まず簡単に勤務先の特徴について紹介していきますね!

・病院:中小都市にある病床数400~500床の精神科単科の病院

・病棟:精神科急性期、総数約50床

・勤務:3交代制

・看護スタッフ人数:約25人(男女比=男4:女6

(『約』と言ったり数字の幅を持たせているのは特定防止のためです)

仕事内容

その日のチーム内の振り分けにもよって仕事内容が異なってくるので、一概には言えないのですが、基本的に、患者さんの状態観察からバイタルとって点滴したり、検査だししたり、入退院の処理したり、薬の調整必要ないか観察したりと主にやることは一般の病棟と大差ないです。

急性期っていうこともあり、特に精神症状の悪化や患者間のトラブルも多いので、やっぱり男性看護師の力が必要である場面が多いのは特徴のひとつですね。

あとは、巡視の多さでしょうか?
私の病棟では30分に1回夜間は20分に1回巡視しています。他の精神科病院でも同じような頻度で巡視しているところがあるそうなので、私の勤務先だけではないようです。
めっちゃ多いですよね(笑)
でも、自殺のリスクがある方も多く、様々な方法で自殺企図まで及ぶ患者さんがいるので必要なんですね・・・。

よくある質問

ここではわりとよく聞かれる質問をできる限り簡潔に答えていきます!

Q.精神科はぶっちゃけラク?
A.一般化よりもケアも少ない(若くてADL自立している方も多い)ので身体的にはラクかなと思います。(慢性期だと年齢も高めになることがあるので、ケアも多くなるそうですが)
ただ、執拗性や暴言・暴力のリスク・易怒性の高さなどが一般病棟の入院患者さんより多いので、精神的なしんどさはあるかなぁと思います・・・。
あと、普通に忙しいです(笑)
精神科ってなんかもっとこう、ゆっくりと患者さんと関わるイメージだったんですけど、点滴や検査、面談、入退院などに時間とられて、あんまりゆっくり話聞けてないです・・・。

Q.正直、怖いイメージあるんだけど?
A.怖いですよ(笑)でも、急変や転倒・転落のリスクをある程度予測して対応するように、暴力や自殺のリスクもちゃんと評価して「男性対応や複数対応」「持ち込み物品の制限」「隔離処遇の検討」などと対応しているので、スタッフとしては「怖くない」と言ってるほうが「怖い」ですね。
あと、精神科という性質もあるので、男性スタッフも多く、女性社会特有のメンバー同士のピリピリ感は少なくわりとチーム全体としてメンタル面のサポートがあったりします。(場所によると思いますが)

Q.看護技術とか身に付かなさそう・・・。
A.注射や採血、バルーン留置、吸痰、急変対応などの基本的なことは精神科でも、もちろんありますので、まったく身に付かないことはないかなと思います。
技術を身につけるために仕事をするのであれば物足りないかもしれませんが、身体的・精神的・社会的側面を多角的に考える必要があるので、広い幅の知識と考える力が身に付きますよ!

まとめ

私のせまい世界でしかお話できませんが、少しでもみなさんの興味や関心にこたえられると幸いです。
質問等も受け付けていますので、問い合わせやコメントなどでも質問いただけるとお答えさせていただきます!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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