大富豪が語る「こんな孤独な思いをしたことがない」という心理

幸せのコツ

こんにちは、精神科ナースまさです。

みなさんは「マインクラフト」というゲームをご存知でしょうか?

2009年に発売された箱庭ゲームで、最大の特徴は「なにをしてもいい世界」であるということです。
このゲームはインディーズゲームでありながら世界的に大ヒットし何百億と利益を生み出している、正真正銘のバケモノタイトルとなってます(笑)

ゲームの詳細はまたググってもらえればめっちゃでますので省略しますが、このゲームのクリエーターであるマルクス・ぺルソン氏がTwitterで「こんな孤独を感じたことがない」と豪華な写真付きでツイートしている記事がありました(現在は消去されています)

マインクラフト作者「こんな孤独な思いしたことない」大金を手にした今の心境をぽろり
 大人気ゲーム『マインクラフト』を開発したスウェーデンのゲーム・クリエイター、マルクス・ペルソンが自身のツイッターで、「こんな孤独な思いをしたことはない」と現在のつらい心境をつぶやき、ネット上で物議を醸している。

世界的成功者で、使い切れないほどのお金がある彼がなぜそのように感じるのでしょうか?

彼自身のツイッターでも「臨んだものはなんでも手に入る。そして今までにない孤独を感じている」と言われており、本当に望んだものはなんでも手に入るのでしょう。
実際に自宅の写真が公開されていますが、それはもう羨ましい限りですよ(笑)

しかし、ここに人が幸せを感じるための本質が隠されていると思ったので、簡単に解説させていただきたいと思います。

この記事はこんな人にオススメ!

・お金や成功が幸せだと思っている人
・幸せの本質に迷子になっている人
・孤独感を感じている人

彼はなぜ不幸に感じるのか

そもそもマルクス氏はなんでそんなツイートしたのでしょうか?

これは「社会的成功のみを手に入れたから」です。
つまり、「お金」や「名誉」を先に手に入れて、健康でいられることの幸せやパートナーなどの人間関係的な幸福を感じられないからなんですね。

特に本人は「孤独を感じる」と話されていることから「人間関係的な幸福」を置き去りにしていることが顕著に分かります。

これは以前にお話した「幸福ホルモンの活用法!~幸せは3種類の脳内物質で決まる!~」でお話したセロトニン的幸福オキシトシン的幸福ドーパミン的幸福の違いになります。

今回の例でお話すると、セロトニン的幸福に気付かずオキシトシン的幸福を手に入れられずドーパミン的幸福が先にきたので、幸福感が持続しないまま孤独を感じるようになったのでしょう。

同氏はツイッター内でも「みんなお金目的で集まってくる」と話されており、人間不信的な部分が垣間見えます。その状態では友達も恋人も純粋な気持ちで作っていくのはさぞ難しいでしょう。

結果的に豪華な自宅に著名人を招いてパーティーしても孤独を感じるようになってしまったんですね・・・。(普通に羨ましい気もしますが(笑))

では、彼が幸せを感じられるにはどうすれば良いのか

まず、彼が感じている孤独感を埋める方法としては「動植物を育てる」ということです。
犬や猫は主人がお金を持っていようと持っていなかろうと、関係なく接してくれるからです。

特にアメリカのセレブ達の中では彼のような悩みを感じる人も多く、犬を飼って家族同然のように愛情を注いでいる人が多いです。
もちろん、大富豪だろうとひとつの命を預かるわけですから、簡単な気持ちで購入するのはどうかと思いますが、飼われる側としても愛情を注いでもらえて、餌にも困らず、広い自宅があって遊べるとなれば、双方が幸せになれるのは間違いないでしょう。

そして、植物を育てることでも幸せホルモンであるオキシトシンが分泌されることが分かっていますので、植物を育てることでも孤独感を埋めることの手助けになるでしょう。

以上が、マルクス氏の孤独感を埋める方法として提案できる最初の案になります。

もちろんこれ以外に、社会貢献としてのボランティアや自己分析をしたうえで、自分を知り、自分のやってみたいことをもう一度洗い出すなど、様々な方法が考えられます。

まとめ

いかかでしたか?

「そんなきれいごとを・・・。」と思われるかもしれませんが、彼は社会的に成功しお金で臨むものはほぼすべて手に入れられるようになった状態で「孤独だ」とつぶやいているのは事実です。

つまり、ドーパミン的幸福は手に入れている状態なので、あとはセロトニン的幸福オキシトシン的幸福を満たしていけるようにアプローチしていくのが持続的な幸福に不可欠になってくるのです。

みなさんも今一度、自分の幸福の種類を分類し、その優先順位で合っているのか確認してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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