「幸せの感じやすさ」の50%は○○子で決まる!?ではその残り50%は?

こんにちは。精神科ナースまさです。

みなさんは、自分のことを「ポジティブ」だと思いますか?

「はい」と答える人は少ないかもしれませんね。

かくいう私も、ネガティブな方だと思います(笑)
というより、不安を感じやすいですね。些細なことに目が行きがちです。

世界的に見ても日本人はネガティブ思考な人が多いそうです。
これはどうやら遺伝子が関係しているんだそうです!

今回はみなさんも聞いたことがあるかもしれない
幸せを感じるかは遺伝子が関係している?」という話について説明していきます。

この記事はこんな人にオススメ!

・ネガティブ思考の理由を知りたい
・ネガティブ思考を変えたい、外国人はなんであんなにポジティブに見えるの?
・「ネガティブでも大丈夫」と思えるようになりたい

幸せの感じやすさは50%遺伝子で決まる!

 1998年に新たな心理学の領域として「ポジティブ心理学」が創設されました。
この領域は従来のマイナス面をゼロに戻す研究ではなく、プラスの面をより伸ばしていこうといったことに焦点があたった心理学になります。

その教授によると
「人間の幸福度は50%が遺伝子40%が自分の行動10%が周囲の環境によって決まる」という研究結果がでているそうです。

もっと言うと5-HTTというセロトニントランスポーターの種類で決まっており、LL型SL型SS型の3種類あります。

幸福度を感じやすい順番がLL>SL>SSになるのですが、65%の日本人がSS型で32%はSL型と言われています。つまりLL型は3%しかいません。。

これは全世界でみてもワースト1位だそうですので、もはや日本人がネガティブ素養があるのは遺伝的に決まっていると言っても過言ではありません。

ちなみにアメリカ人はSS型19%、SL型49%、LL型32%だそうです(笑)
そりゃあんな陽気に過ごすわけですね(笑)

40%は「自分の行動」で変えられる!

「じゃあ、もうどうしようもないのか・・・。」というと、そうとも限りません!

遺伝的な素養があるだけで、40%は自分の行動次第で変えることができますし、ネガティブだからこそ、他の人が気付けないところまで考えることができる強みがあります。

「自分の行動を変える」というのは「やらされ感をなくす」ことが大切になります。
例えば、自分で考えて仕事を少し工夫してみたり、休日の予定を立ててその通りに動いてみたりですね。
つまり大きく変える必要はないんです。今していることの「やらされ感」を減らすことが幸福度に大きな影響を与えます。

反対に「受け身」では人は幸福感を感じにくいor長く幸福感を感じられないそうです。

だらだらと一日You TubeやTVなどみて消費していませんか?
頭の隅でやらないといけないことを考えながら、ゲームしてしまっていませんか?

それはそれで幸せではあると思いますが、自分で納得して過ごしてないとなかなか「充実感」を感じることはできません。

ネガティブでもいいんです。
自己決定して動く
これができていることが、幸せを感じるために重要な要素となります。

周囲の環境は10%しか占めない!

ここでいう「環境」とは生活環境だけではないです。
いわゆる「地位財」のことで、お金や家族、良い会社や良い大学などのことも指します。
この幸福は一時的であり、そもそも長くは続かない特徴があります。

環境の要因が10%しかないということはお金や地位・名誉、周りの人間関係などなど、普段私たちが悩みがちなことは、あなたの幸せの10%しか占めていないんです。

私たちが「幸せ」を思い浮かべた時、ほとんどの人が「環境」をイメージします。
しかしそれは幻想であり、実際は10%しか影響してないんですね!

まとめ

「幸せに感じるかは遺伝子的素因が大きい」
「しかし、自分で決めて行動することも大きな要素」
「お金などの環境はほとんど関係ない」
ということですね!

私たちは確かに遺伝的にネガティブ思考になりやすいのですが、それは小さなことにも目が向きやすいということです。
これは大きなメリットであり、このメリットを生かして自分の行動を自己決定していけるように行動していけるといいですね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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