「人それぞれに強みがある!」この言葉は聞いたことがある人は多いと思います。
特に昨今の時代の流れの早さや多様性を考えると、均一的な生き方が良いとは言えないですよね。
私としてはこれは非常に良い流れだと思っています。
その反面、周りに流されているだけだとなんとなく生きづらさを抱える人も増えてきています。
「自分の好きなことってなんだろう。特にないなぁ。」
「得意なことも特にないし・・・。」
「強み、強みってほんとに自分に強みなんかあるの?」
このような悩みは、近年急増しているようです。
今回はそんな悩みを少しでも解消するために、自分の「資質」や「強み」に気付ける本をご紹介していきます。
この記事はこんな人にオススメ!
・自分の強みが分からない
・自分に才能なんかない!
・仕事や生活の選択で悩んでいる
ストレングスファインダーで自分を知る
自分を客観的に知るために、今回私がオススメしたい本が
さぁ、才能(じぶん)に目覚めよう。 という本です。
こちらは前回の記事でも紹介した「ギャラップ社」が、「ストレングスファインダー」をもとにあなたの強みや資質について詳しく説明していく本になります。
「ストレングスファインダー」とは、出される質問に答えていくことで、あなたの思考の傾向や強みを表した資質を客観的に分類してくれるものになります。
本書の使い方
本書の使い方としては
1,本書の一番最後にある綴じ込みを開く
2,このページ もしくはhttps://www.gallup.com/cliftonstrengths/ja/strengthsfinder.aspxを開いて、「アクセスコードの引き換え」をクリックし、綴じ込みの中のアクセスコードを入力
3,その後は質問が始まるので、直観に従って答えて行ってください
4,すべての質問に答えると、あなたの特徴的な5つの資質が表示されます
5,本書の目次から、あなたの資質のページを読んでいく
という流れになります。
いくつか注意点があります。
まずこの本は中古で買うことは絶対にオススメしません。
本書についてくるアクセスコードは一度しか使えないので、中古で買った場合はほぼ100%その本に付属しているアクセスコードは使えません。
つまり、そもそもあなたの資質を診断できなくなってしまうので、それでは本書の魅力は9割減になります。
次に質問には「直観的に」答えて下さい。
よく考えて答えてしまうと、あなたの「本当の資質」から離れた結果がでてしまう可能性があります。
自分の資質が分かったら
いくつもの質問を答えると、あなたの上位5つの資質が出されます。
本書にはそれぞれの資質の
・特徴
・その資質の持ち主の声
・行動アイディア
・その資質の持ち主との働き方
が書かれているので、それらを参考に自分の傾向を掴んでいくといいでしょう。
なぜ、この本がすごいと思うのか
これだけを見ると「なんだ、そんなのネットでも無料であるじゃん」と思うかもしれません。
しかし、私がそれでもこの本をオススメするのは「どの時代でも、どの場面でもこの資質がベースにあることを考えると、方向性を決められるから」です。
ネット上でも素晴らしい自己分析のチェックシートはあります。
しかし、それは転職サイトのもので全てを仕事に結びつけていたり、具体性が乏しかったり、血液型占いのような信憑性が薄い物まであります。
一方で、この本は膨大な統計データの中から作りこまれたものであり信頼できることや、仕事以外の人生の選択においても活用できるのです。
また、本書で分かるのは「資質」なので、「この仕事がいい!」「これをしたほうがいい!」といった時代で左右されるような部分ではなく、その人の本質的な部分なので
どの時代においても変わらない「根幹の自分」を知ることが出来ます。
これが今回、この本を紹介させていただいた理由です。
本書は万能ではない!最終的な答えは自分自身で考えて行動する必要がある
先ほど言ったように、この本では「こんなことをしたほうがいい」と言いません!
つまり、「方向性を知る手がかり」は書かれているのですが「答え」は書いてありません。
なぜなら、膨大な統計データからあなたの資質を客観的に表すことはできても、そこからなにをするべきかは「時代」や「あなたがなにをしたいか」によって変わるからです。
ですので、本書の末にも同様のことが書かれています。
単に「面白かった」だけで終わらせてしまっては意味がありません。<ストレングス・ファインダー>が人の成長を促す強力なツールであることを目の当たりにしてきた私にとって、それは非常にもったいないことだと思います。才能を強みにしようと行動したときにこそ、真の力が発揮されるからです。
「さぁ、才能(じぶん)に目覚めよう。」P216 訳者あとがき より
まとめ
・生きづらさを変えるために、自分の資質を知ろう!
・資質を知って、自分の生き方を自分でデザインしよう!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!