最も簡単に「自分なりの幸福」を見つける、たった1つの方法

ポジティブ心理学

みなさんは、自分にとっての「明確な幸せ」ってイメージできますか?

そう言われると「うーん。。。」となってしまう人が多いと思います。
「より良い生活を送りたい~」と思う反面、どんな生活がより良い人生になるのかって想像しにくいですよね。

お金があるとか、社会的に成功しているだとか、結婚しているとか・・・。

どれも正しいようで、実はどれも「他人が決めた幸せ」なような気もするし・・・。

私もそんな風に悩んでいたんですが、いくつか本を読んでいくなかで
「なるほど!これなら確かに簡単に自分なりの幸せが見えてくる!」
と感じた、たった1つの方法がありました。

それは「なりたくない自分の状態をイメージすること」です!

「え?幸せな自分を知りたいんだけど」って思いますよね(笑)
それでは、なぜ「なりたくない自分の状態をイメージすること」が「自分なりの幸せを見つけること」につながるのかを説明していきますね!

「なりたくない自分」の反対が「なりたい自分、幸せな自分」

「自分が望む幸せな状態を明確にする」簡単な方法、それは「自分がなりたくない、不幸な状態を設定し、それを反転する」という方法。

星 渉,前野 隆司.『99.9%は幸せの素人』.株式会社KADOKAWA.2020.P156

敏腕起業コンサルタントの「星 渉」さんと
日本の数少ないポジティブ心理学第一人者であり、慶応義塾大学教授の「前野 隆司」さんの
共同著書「99.9%は幸せの素人」より。

なりたい自分をイメージできない人は多いですが、「なりたくない自分」は割とスラスラ出てきませんか?
この本では、その「なりたくない自分の『反対の自分』をイメージすると『なりたい自分』が見えてくる」ということを話されています。

例えば
「日常生活が楽しくないと感じている自分」
「心の余裕がない自分」
「毎朝、憂鬱な気分になりながら仕事に行く自分」などです。
ちなみにぜんぶ私のことですが(笑)
なんだか、これらを想像しただけで気分が落ち込んでしまいますね・・・。

では、それらを反転させてみましょう!
「日常生活が楽しくないと感じている」→「毎日が楽しい
「心に余裕がない」→「心に余裕がある
「憂鬱な気分で仕事に行く」→「清々しい気持ちで仕事に行く

うん、これは素晴らしいですね(笑)
想像するだけで気分が上がります!

当たり前に思えるかもしれませんが、これは人によって異なってきますので、これだけで自分の幸せの傾向を知ることができるようになります。
例えば「家族や恋人・友人との時間を大切にしたい」という人や「できる限り人と関わらずに自宅でマイペースに仕事がしたい」などです。

そんなの綺麗ごと?それなら「そんな自分になるにはどうするか」まで考える

「なりたい自分の姿」は分かったけど、それが出来ないから困ってるんだよ!
と言われそうですね(笑)

実際そうなのですが、ではその自分になるためには「今、自分が何をするべきなのか」までイメージしましょう。
私の場合は、毎日が楽しいと思えるように自分の興味のあることを調べたり本を読んだりし、それをブログを通してみなさんと共有しています。
憂鬱な気分で仕事を行かなくていいようにするためには、まずなにがそんなに憂鬱なのかを分析し、どうしたら改善できるのかを毎日考えて、小さな実践を繰り返しています(人間関係の勉強をしたり、仕事を工夫してみたり)

これにより、私は以前よりも心に余裕をもって生活できていることを実感できています。
未だに改善点は多いし、不満ももちろんあるのですが、以前よりも「過程を楽しめる」ようになっていることが、私にとっては大きな進歩です。

まとめ

いかがでしたか?

「なりたくない自分」から逆算して「なりたい自分を知る」

これが自分なりの幸福を見つける最も簡単な方法です。

そして、さらに再現性を高めるために
「なりたい自分」から逆算して「今やりたいこと、やった方がいいことを知る」
ことで、ただの理想で終わらせないようにできるといいですね!

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