こんにちは、精神科ナースまさです。
今回は
「死と向き合うと、もれなく今やることが分かっちゃう」という
もう、スピリチュアル感バチバチな胡散臭いタイトルで
お話ししていきたいと思います!笑
あ、前置きですが
私はスピリチュアルは嫌いなので
ちゃんとデータも用意してありますよ(笑)
この記事はこんな人にオススメ!
・自分の生活や行動を変えたい!
・なんとなく人生がおもしろくない!
・生きている意味を探し続けて迷子になっている!
統計でみる「死の身近さ」
「社会的な成功者」も「貧困で困っている人」も
「充実感を持って生活している人」も「なんとなくで生活している人」も
みーーんな死に近づいているという共通点があります。
「そんなことは小学生でも知ってるよ!」
って話なんですが、あんまり改めて意識することはないんじゃないでしょうか?
そこでもう少し分かりやすいように
厚生労働省より発表されている、令和2年の「人口動態調査」を基に
死亡者数や死亡率について知りましょう!
まず、年間の死亡数が137万2648人なので1日あたり3760人が亡くなってます。
けっこう多くないですか?
これだけだと実感がわかない人も多いかもしれませんので、
読者さんに多い20~40代で年齢別でまとめてみました!
年齢 | 死亡率 (人口1万人対) | 年間死亡者数 | 1日の死亡者数 |
20代 | 約3.7% | 4710人 | 13人/日 |
30代 | 約5.15% | 7215人 | 20人/日 |
40代 | 約11% | 20031人 | 55人/日 |
もちろんコンスタントにこの人数が毎日亡くなるわけではありませんが、年齢が上がるごとに死亡率も当然上がっていくわけで、毎日誰かの命日になるのです。
そしていつか自分にもその日が来ます。
死を意識することでパフォーマンスが上がる
実際に、スポーツ心理学の学術雑誌「Journal of Sport and Exercise Psychology」では
1試合目のあとに、死についてのアンケートを書いてもらった選手とそうでない選手とを比べると
シュート率に40%の違いがでたとのことです。
参考:https://news.arizona.edu/story/study-links-athletic-performance-mortality(英語サイト)
これは様々な場面で応用が効くことが分かっており
仕事のパフォーマンスや生活の充実度にまで影響するそうです。
どうやって意識するのか
先述した実験では、死に関するアンケートをとったそうです。
残念ながら、そのアンケートの内容までは公開されていないようです。。。
では、実際にどのように死を意識すればいいのでしょうか?
私がいつも参考にさせていただいている精神科医が書かれた本には
生死を取り扱った映画や小説を読むことをオススメされています!
特に本書では筆者の「生と死を取り扱った映画ベスト5」が載っていますので、そちらもご紹介させていただきます。
1.ラスト・ホリデイ
2.最高の人生の見つけかた
3.アンドリューNDR114
4.ベンジャミン・バトン 数奇な人生
5.明日の記憶
私がおすすめするのは
Youtubeで死に関する動画を観ることです。
死に関する動画っていっても、グロテスクなやつじゃなくて、アニメーションなどのポップなやつですよ!笑
今はアニメーションで死刑囚の生活だったり、途上国の実情が分かりやすくかつ観やすくされているものが多いです。
映画1本観るのは時間的に難しくても、動画だと10分程度で気軽に触れることができます。
まとめ
平和な日本だからこそ、ダラダラと過ごしてどこか罪悪感を感じてしまっていたり
生きる意味に迷走してしまう人が増えているようです。
私は、生きる意味なんてものはないと思っているのですが
死を意識するのは、充実した人生を考えるのに必要なことだなぁと思いました。
みなさんもぜひ改めて「死」と向き合ってみてはいかがでしょうか?
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
その他の参考させていただいた本
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
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