仕事を辞めて「憧れの海外生活」をしてみて学んだこと②

海外生活

この記事は前回の記事である<仕事を辞めて「憧れの海外生活」をしてみて学んだこと①>の続きとなっていますので、まだの方はこちらから見ていただけるとより楽しめますよ!

前回の記事では、私がワーキングホリデーで憧れの海外生活をしたことで学んだ
意外となんとかなる」「自己決定の大変さと楽しさ」をご紹介しました。

今回はその続きからお話していきますね!

オーストラリアのワーキングホリデーで学んだこと②

自分の「常識」は他人の「非常識」

私はなんとなく周りに流されながら生きていたので、空気は読める方だと思います。
ですので、なんとなくの常識はあるほうだと思っていたのですが、やっぱり海外に来ると自分なりの常識は相手にとって非常識であることが往々にしてあります。

例えば、コンビニの店員が挨拶するとか他人との距離感とか、外出をするときはマスクをするとか(笑)

これはみなさんもイメージできると思いますが、実際に体験するとなかなか衝撃なものです(笑)
逆に外国人だから許せることでも、日本人だと許せないことってありませんか?

しかし、じゃあ日本にいたら私の常識はみんなの常識かというと、そうでもないですよね?

「そんなこと当たり前でしょ?」と思われるかもしれませんが、私たちは無意識のうちに「自分の中の常識」にとらわれて、相手の言動や行動にイラっとしたり不快に思ったりするものです。

私がオーストラリアにいたときも、そんなことはしょっちゅうあったわけですが、「自分の常識は他人の非常識」と改めて体験すると、不快に思ったとしてもすぐに受け流せるようになりました!

自分の許容範囲を知る

言語や文化などすべてが異なる環境に身を置くと、私たち自身が当たり前」だと感じていたことが「当たり前ではなくなる」ことがよくあります。
そんな中で生活すると、自分が譲れる部分と譲れない部分というのが浮き彫りになるのです。
つまり、自分が実際は「なにが許せて」「なにが許せない」のかが分かりやすくなります。

私の場合は「他人と距離感が近い人」や「ある程度の不潔な環境」「味の多様性」は許せることが多いことに気付きました。
その一方で、「自分の時間がもてない」ことや「規約や制約で縛り付けられること」が許せないし不快に思うことが多いことに気付きました。

この「自分の本当の許容範囲」を知ることは、今後の自己決定をしていく際の判断材料に非常に大切であり、ワーキングホリデーを通してこのことに気付けたのは良い学びでした。

ユートピア(理想郷)はない!

私はとくに理由はないのですが、ユートピアという言葉が好きなんです(笑)
日本語にすると「理想郷」という意味なんですが、「みんなが幸せになれる理想の場所」みたいなものですね!
まぁみなさんご存知のように、そんなものは存在しないんですが(笑)
しかし、「みんなが」まではいかなくても「自分を含めた多くの人が」幸せになれる場所があることを期待していました。
つまり、憧れの海外生活=ユートピアが見つかる! と確信ではないですが期待をしていました。

当たり前ではあるのですが、どこの国や地域にいっても生きるのが苦しくなって自殺する人はいますし、鬱になる人もいます。実際、オーストラリアに住む日本人の中でも、鬱になって帰国した人は何人もいます。
小さいころから憧れていた海外生活をしていても「幸せな人」と「不幸な人」がいるのです。
幸福度ランキング1位のフィンランドでも自殺率はかなり高いですし、年間の日照時間は日本より少ないです。

反対にホームレスでも幸せそうな人はいますし、紛争地域でも無邪気な笑顔で走り回る子供もいます。

場所によってメリット・デメリットがあるだけで、結局最後は自分次第なんだなぁと痛感しました。

まとめ

前回の記事からもまとめさせていただくと、私が海外生活で学んだことは5つ!

1,意外となんとかなる
2,自己決定の大変さと楽しさ
3,自分の「常識」は他人の「非常識」
4,自分の許容範囲
5,ユートピア(理想郷)はない

これ以外にも、ワーキングホリデーを通して今後の人生において非常に大切なことを数えきれないぐらい経験できました。
英語を学ぶだけなら日本でできます。外国人の友達を作るのも日本でできます。
しかし、実際に外国に「住んで」「考えて」「経験」することは、現地でしかできないんです。
そして、そこで得られた学びは語学なんかよりも数千倍の価値があると思っております。

ぜひ、コロナが落ち着いた暁には、憧れの海外生活への勇気がでない方にも体験して頂きたいと思います。

長々となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事を読んでくださった方のなかで、一人でも勇気づけられた方がいたら幸いです。

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