慶應義塾大学ウェルビーイングセンター長の教授に学ぶ、「幸せ」ってなにで成り立っているの??

ポジティブ心理学

こんにちは、精神科ナースまさです。

どんなに私のような天邪鬼な人間でも、普遍的な願いがあります。
これは国籍など一切関係なく、人類全員が願っており、それに向かって生きているといっても過言ではありません。

それが「幸せになること」です!

働く理由も学校に行く理由も、24時間休む間もなく家事や育児をしている理由も、すべて「幸せになるため」だと思いませんか?

こんなこと言ってると、怪しい宗教とかのお話に聞こえるかもしてませんね(笑)

しかし、目に見えない曖昧な概念の因子を現代の科学でできる限り分かりやすくしている方が日本にいます。

それが、慶応義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科の前野 隆司教授になります。
経歴はまたググってもらえばいろいろ出ますが、ハーバード大学訪問教授など日本だけでなく、海外でも活躍されている教授になります。

前野教授は、お察しの通り理系分野のスーパーエリートなのですが
今回はそんなゴリゴリの理系である前野教授から学ぶ「幸せの4つの因子」について紹介していきたいと思います!
今回の記事は「実践ポジティブ心理学~幸せのサイエンス~」を参考にさせていただいています。

この記事を読んで実践することで、科学に基づいて「普段の生活」から「ちょっと幸せな生活」に近づけるようになります!

この記事はこんな人にオススメ!

・幸せになりたいけど、どうしたらいいか分からない
スピリチュアルのような怪しい話は苦手。
・幸せの因子ってなに?

幸せには4つの因子がある!

前野教授は、ポジティブ心理学について本場のアメリカで学んで、その後日本でデータを用いて幸せについて研究しており、日本でポジティブ心理学の第一人者となっております。

今回の研究では、過去の幸福研究から、幸せに関する心理的要因の項目を徹底的に洗い出して実際にアンケートを取り、コンピューターに分析してもらう方法をとったそうです。
心理的要因に絞った理由には
外的要因は自分でコントロールできないことが多い(治安の良し悪し、健康状態など)ことに対して、心理的要因は自分自身がそう思うかどうかであるため、自分にしかコントロールできないことである。
外的要因は地位財(所得、社会的地位、モノ)であることに対して、心理的要因は非地位財(自分自身の満足感、社会への貢献感など)であり、長期的に幸せが持続することが分かっている。この2つの理由から、心理的要因に絞ったそうです。

さて、前野教授が日本で行った、因子分析(大量の量的データを解析することで、結果の要因を明らかにする方法)の結果、幸せの因子には次の4つあることが明らかになったそうです。

第一因子:「やってみよう」因子(自己実現と成長)
第二因子:「ありがとう」因子(つながりと感謝)
第三因子:「なんとかなる」因子(前向きと楽観)
第四因子:「ありのままに」因子 (独立とあなたらしさ)

それぞれの因子について解説していきます。
また、あなたのそれぞれの因子の強さが分かる質問を載せていくので
1 点   まったく当てはまらない
2 点   ほとんど当てはまらない
3 点   あまり当てはまらない
4 点   どちらともいえない
5 点   少し当てはまる
6 点   だいたい当てはまる
7 点   非常に当てはまる
で答えてもらうことによって、あなたのその因子の強さを知ることができるようになっています。

第一因子:「やってみよう」因子(自己実現と成長)

やってみよう因子を構成しているのは自己効力感、社会への貢献感、個人的成長、自己実現であることが分かっています。

つまり、大きな目標をもっていること、大きな目標と目の前の目標が一致していること、そしてそのために学習・成長しようとしていることが幸せにつながっている。

これらの条件が第一因子の構成となっていることが因子分析の結果分かっています。

また、以下の質問に答えることで、あなたの「やってみよう」因子の強さが分かります。
1、私は有能である
2、私は社会の要請に応えている
3、私のこれまでの人生は、変化、学習、成長に満ちていた
4、今の自分は「本当になりたかった自分」である

第二因子:「ありがとう」因子(つながりと感謝)

ありがとう因子を構成しているのは、人に喜んでもらったり、愛情を感じたり、感謝したり、親切といった、他社との心の通う関係に関する内容であることが分かっています。

つまり、第二因子の「ありがとう」因子は周りとの安定した関係を目指す因子であることが研究で分かっています。

5、人の喜ぶ顔が見たい
6、私を大切に思ってくれる人たちがいる
7、私は人生において感謝することがたくさんある
8、私は日々の生活において、他者に親切にし、手助けしたいと思っている

第三因子:「なんとかなる」因子(前向きと楽観)

なんとかなる因子を構成するのは、「なんとかなる」と思える前向きさと楽観性になります。

これは、単に自分の本心をダマしてむりやり前向きになるのではなく、「まぁいっか」「なるようになるさ」と自然と思えるかどうかになります。

自己実現や愛情が不足していても、「そのうち身につくだろう」と思えれば自然と余裕が生まれるのは想像できますよね。

9、私は物事が思い通りにいくと思う
10、私は学校や仕事での失敗や不安な感情をあまり引きずらない
11、私は他者との近しい関係を維持することができる
12、私は人生で多くのことを達成してきた

第四因子:「ありのままに」因子(独立よあなたらしさの因子)

ありのままに因子を構成するのは、他人と比較しない傾向、自分らしさを自覚していることを示す因子です。

これはお金や名誉などの他人と比較できる地位財ではなく、自分のなかの満足感などの非地位財に着目できる力であることが分かっています。

13、私は自分のすることと他者がすることをあまり比較しない
14、私に何ができて何ができないかは外部の制約のせいではない
15、自分自身についての信念はあまり変化しない
16、テレビをみるときはあまり頻繁にチャンネルを切り替えない

あなたのタイプは?

さくっと幸福の4つの因子について述べましたが、実際にあなたはどの因子が優れていて、どの因子が欠けているのでしょうか?

これらは優れているからいいのではなく、点数が高いところはあなたの長所であり、点数の低いところは意識することであなたの幸福度を上げられるというヒントみたいなものです。

もしも「結局よくわからないや」という方がいらっしゃったら、一緒に考えますのでお気軽にご連絡ください!

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